スーパーボウルCMが物議
(以下引用)
全米を熱狂させた5日の米フットボール・スーパーボウルの試合中に流れた米自動車大手クライスラーのテレビCMが物議を醸している。大統領選を控え、「米自動車業界の復活をオバマ大統領が政治利用した」と野党共和党などがかみついているもので、政権は火消しに躍起だ。
ハーフタイムに流された約2分間のCMは、自動車産業が集積するミシガン州デトロイトと、自動車産業の復活に挑む人々が映し出され、映画監督のクリン ト・イーストウッドさんが「デトロイトは再生の緒についた。米国も今がハーフタイムで、後半戦が始まる」と語りかける内容。試合の平均視聴者数は1億1千 万人を超え、CMの反響も大きかったという。
ところが、共和党関係者は「後半戦(2期目)を目指す大統領を支持する内容だ」と猛反発。クライスラーなど米メーカーの再建に巨額の公的資金が投入され た経緯もあり、7日付のニューヨーク・タイムズ紙は「保守派の批評家は、(今度は)自動車業界が大統領に手をさしのべたと非難している」と指摘した。
一方、クライスラーは「政治的意図はない」と否定。ホワイトハウスも「大統領はCMに関与していない」と反論している。
ただ、オバマ大統領は先月31日にも、ワシントンで開かれた自動車ショーで、「業界が滅びるのを見過ごそうとした人もいた」と発言。ロムニー前マサチューセッツ州知事ら公的支援に反対していた共和党の候補者たちを批判している。
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